夫婦が思い思いに毎日を過ごすための家。そんなコンセプトのモデルハウスを見たことがあるだろうか。「土間のある木の家」は、1階に寝室を含めたすべての生活空間、小屋裏にアレンジ自在なオープンスペースを設けた、平屋をアップデートしたような住まい。夫婦がお互いの気配を感じながら、つかず離れずの距離感を保ち、ふたりの時間とひとりの時間、ゲストと賑やかに過ごす時間、そのどれもが心地良く流れていく。特徴的なのは和室、ウッドデッキ、リビングの三方と土間をつなげたLDK。その日の気分や天候に合わせて食事の場所をセレクトしたり、ゲストの人数やシーンに合わせてゾーンをまたいだ自由なセッティングを可能にする。来客から見えない裏動線でトイレやキッチンにアクセスできる寝室は、どちらか一方に来客があっても、気兼ねなく身体を休めていられる居場所となる。リズムの良い合いの手のように気配りされたプランニングが、夫婦のふたり暮らしを、より豊かに、より深い愉しみのある日々に変化させていく。
多くの人が平屋に魅力を感じる理由は、ワンフロアの利便性と、庭から得られる癒しにある。こう書くと広い敷地に大きな庭を持つことが前提のように思えてしまうが、この「土間のある木の家」の敷地は約62坪。標準的な土地のサイズでも、緑と親しむ平屋暮らしが実現することを数字で証明している。窓を通じて目に映る四季が変化を楽しむ心を育み、夫婦ふたりの暮らしに創意と会話が生まれる。快適な温熱環境のため、すべての窓は建築工房Answerの標準仕様である木製トリプルサッシ。大きな窓で景色を存分に取り入れても、冬の寒さへの身構えはまったく必要ない。自然と調和した環境で薪ストーブの炎を楽しみながら、ゆったりと暖かな時間が流れる日常は、何にも代え難い贅沢だ。1階の生活空間に加え、ゲストルームや趣味室、書斎、ファミリークローゼットなど、どんな用途にも可変するスペア空間を小屋裏に備えているから、家の完成後も暮らし方の変化にフレキシブルに追従していく。不動の資産である住居の価値を設計で最大化させた、平屋よりも快適な平屋暮らしが叶う住まいだ。
敷地面積 207.17㎡
延床面積 138.30㎡
1階面積 91.09㎡
2階面積 47.21㎡